2021/08/26 14:20

2021年夏、8月が終わろうとしています。

世界が感染症対策に翻弄されており、日本も同じ。
毎日のニュースは感染者数から始まり、お休みもとれない医療従事者の健康が心配になります。

気を付けなければいけない数々のことがあり、ささやかでも協力をしながら日々を過ごす毎日ですが、それでも幸せなんだと思います。
そう思いつつも、大好きな海外旅行にも行けず、ハワイの空気(エネルギー)がだんだんしぼんでいくような気がしました。

何かを作ろうとしても気持ちがのらない、ハワイが遠い国のように思えた時、いつか見たハワイ島の原生林の様子が目に浮かびました。

太陽はさんさんと照っているはずなのに、光が地面まで届かない薄暗い原生林。
湿った空気と湿った匂い。
原生林は薄暗くて、少々怖かったです。

今は懐かしい、もう一度行きたい、そんな気持ちから作ったアマウのクッションカバーです。



巨大ワラビのようなシダ。
クルっとまるまったところが開き、シダの葉になります。

リバースアップリケという手法で葉の繊細さを出しました。
いつもはモチーフカット済のキットですが、今回は葉部分に縫い代を残して、✂で切り出しながらアップリケをします。

*中級者さん向けになりますが、細かい作業がお好きな方、キットをお作りできますので是非作ってみて下さい。


クッションの裏側を見せても、雰囲気を大事にしたかったので古風なハワイアンプリントを選びました。
ハワイアンプリントは数に限りがあります。
同じプリントをご用意できなくてもなるべくすてきな雰囲気のプリントをご用意します。


原生林のアマウはこんな植物です。